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オンミナデー メディア

氷見高生が地域愛イベント 20日、風船アートや野菜販売

富山新聞「おでかけニュース」 2020年12月5日

12月20日、2020年の締め括りとなるオンミナデーが開催されます。今回は、氷見高校の生徒さんたちが企画。

専用のインスタグラムアカウントも作成し、準備に励んでいらっしゃいます。当日をお楽しみに!是非ご来場くださいませ。

インスタグラムアカウントはこちら:https://www.instagram.com/himi_gaku_minatogawa/

記事のURL https://toyama.hokkoku.co.jp/subpage/TO20201205511.htm?fbclid=IwAR0hnOPGFS66aRIYbl6d_SIDyaGUCtLTBRI0WoXXPVcuTUvzJJk9vOIZhCQ

以下、記事を引用

氷見高生が氷見市中心部にある古い木造倉庫を活用して、地域に愛着を育てる市民向けのイベントを20日に開催する。体験型のバルーンアートや花のインテリア作り、野菜販売などを企画、準備しており、誰もが参加しやすいよう工夫を凝らす。4日は代表の生徒2人が同校で内容を紹介し「氷見に住む魅力を感じるきっかけにしてほしい」と来場を呼び掛けた。

 イベントを開催するのは1年生20人で、授業「未来講座 HiMi学」で氷見に移住定住する人を増やすことをテーマに学習してきた。朝日本町にある倉庫の再生に取り組む一般社団法人「オンザミナトガワ」の活動を学び、法人が毎月開催するイベント「オンミナデー」の氷見高生版として開催することになった。

 イベントは正午から午後3時まで実施され、野菜販売では生徒が育てたダイコンやサラダ菜、ハクサイを並べる。インスタ映えする写真スポットや、オリジナルトートバックを作るコーナーを設け、タコ焼きパーティーも開く。

オンミナデー

20200628 第2回オンミナデー

オンミナブログ6

中庭の菜園は、雨が少ないながらも水やり担当のおかげでスクスクと育ち、バジルを食べる謎の虫にはコーヒーの出し殻をかけて追っ払いながら、なんとかピザ焼きの日を迎えた。
菜園のバジルでピザ焼いたらいいね!のつぶやきが、たまたまポータブルピザ窯を持っている2人の存在からすぐに企画化、その話を聞いて「食べたいから社員になる!」というひとまで出てきてありがたい限り。

ピザは材料だけ用意してきて、成型と焼き上げはセルフで体験してもらう。そのためのテーブルもブラケットを使ってウマを作りベンチ材料の残り板を載せて、あっという間に完成。

中庭整備をしたときに、あったらいいな、と思ったベンチも手作りで作ることにして、移住して間もない木工作家さんに設計を依頼した。材料は、もちろん氷見スギ。作家さんが見本で刻みをいれてくれた材料をみながら刻みにも挑戦。耐久性を持たせるためにウッドロングエコという塗料を塗って、組み立てにも奮闘すること3時間以上!まるで以前からそこにあったかのような雰囲気の素敵なベンチができた。

ベンチチームが頑張っている間に、ピザ窯の余熱が完了。ここで持続可能な取り組みを1つ紹介。ピザ窯の燃料は、実は市内の飲食店から出る使い終わった割りばし。たまたま、割りばしは捨てられているのでは?と思い尋ねたところ、「分けてるけど捨ててるよ」、「じゃあ、わたしにください!」で集まった袋一杯の割りばしが燃料として大活躍した。

手のひらサイズに延ばしたピザ生地に、トマトソース・モッツァレラチーズ・菜園バジルを載せてマルガリータ、ゴルゴンゾーラチーズとはちみつ、生ハムとルコラ、という3種類のピザは、ものの2分ほどで焼きあがる。焼きたてのおいしいこと!普通のオーブンでは出ない味だ。

バーカウンターでは、地元のおしゃれな酒屋さんが用意してくれたドリンクやクラフトビールが飲めて、隣の古道具屋さんが貸してくれたレトロ冷蔵庫ではラムネを冷やし、ワイワイガヤガヤの4時間を過ごした。

実は、様子を見に行けていなかったが、外では湊川をてんません漕ぎしていたようで、荷物の多い酒屋さん、子どもたちを乗せて大好評だった模様。わたしもてんません乗りたかった~

(Miko)

オンミナデー

20200531 第1回オンミナデー

オンミナブログ5

毎月最後の日曜午後に活動しよう!
3月の間取りを考えるワークショップの終わりにそう決めて、中庭をみんなで耕したところで、コロナ禍のために活動できなくなった。

活動休止中に、一般社団法人の社員になってくれるひとを募集してみた。すこしずつ、参加者が増えて、気が付けば目標だった20名を超えていた!建設業、材木商、酒屋さん、近くに住むひと、みんななにかしら特技があって多彩なメンバー。

そして5月31日、緊急事態宣言解除後すぐの第1回のオンミナデー。
作業内容は、土蔵手前の空間=戸前(とまえ)の穴が開いた床はがし、トタンでおおわれていた川側の穴だらけの開き戸の交換、そして、4月にできなかった中庭の菜園植え込み、と欲張ったプログラムで活動した。

なんと16名での作業。そんなに集まってくれるとは思っていなかった。
床は、バールとカナズチで杉板を外していく。根太に残った釘も危ないからと抜く。みんな自律的にどんどん動く。頼もしい。

写真:床はがしの様子

床をはがすと、大家さんの言った通り古い石段がちょっと見えた。大量に降り積もった藁と土の混ざったような物体を避けると、重みで沈んだのか中心が凹んだ石段が現れた。
扉も交換して、これで天馬船がしまえるようになった。

写真:石段

中庭は、最近社員になってくれた庭師さんの指揮で区画を整備。持ってきてくれた竹と倉庫の床下から出てきた竹でトマトの支柱を制作する。ほかにも、床下からでてきたもので古い牛乳瓶と瓶受けが可愛い。

写真:牛乳瓶受け

それにしても、みんな生き生きと作業していて感動する。トマト、バジル、エディブルフラワーやハーブ類を植え込んで完成。トマトとバジル、これはピザが作れるのでは?
来月のオンミナデーはピザが焼けるのでは~

写真:菜園

床はがしの様子
床下から見つかった牛乳瓶受け
石段
牛乳瓶と一緒に見つかった新聞紙
菜園
20200531オンミナデー
考察

一般社団法人を設立しながら、活用方法を考える

オンミナブログ4

倉庫を借りる決意はしたけれど、1人でできるものではない、なにより想いのあるひとたちで一緒に考えて動いていきたい。どんな方法・組織で活動していけばいいだろう、と考えていた。

並行して、倉庫の歴史や地域との関わりについて調べていった。
古い地図をみると、倉庫の場所には「藺製品組合倉庫」と書かれている。「藺」という字がまず読めなくて調べる。「イ」と読む。意味はゴザや畳表の原料で植物のイグサだった。
以前、博物館が主催する「むかしの氷見をあるく」という講座に参加したとき、倉庫の近くに御座町(旧町名)という場所があり、その名の由来が、ゴザに関わるひとが沢山住まいしていたからだと聞いたことを思い出した。

写真:イ製品組合の看板

湊川の上流は、かつて布施の大海と呼ばれた内海で米作りに適さず、代わりにイグサを生産してゴザを作り、それを舟運で運んでいたそうだ。運河による物流、なんて風情があるのだろう。
隣に建っているみなとがわ倉庫は大正10年築とのこと、この倉庫も昭和初期の写真に写っている。
次々調べていくうち、非営利型の一般社団法人ならば、関わるひとが入れ変わっても建物の管理が続けていける、そう思った。
ちょうど知り合いが社団法人を作ったことを思い出してやり方を聞き、メンバーに声をかけ、法人の目的を盛り込んだ定款を作って公証役場で認証を受け、法務局に法人登記した。on the Minatogawaを名前にしたのは、湊川の沿いや上での活動をイメージしてのこと。

法人設立準備をしながら、興味のありそうなひとたちに声をかけて、見学会やワークショップをしていった。倉庫をみてから、どんな風に使えそうか、自分ならなにをしてみたいか、どんな設備があったらいいか、みんなで妄想してフセンに書いて模造紙に貼っていった。
「ワクワクする~」
みんなのきらきらした瞳が嬉しかった。

写真:グルーピングの模造紙

イ製品組合の看板
グルーピングの模造紙
グルーピングの模造紙
総合案内

on the Minatogawa – Go Live!

地域で活動したい「ひと」と「ひと」、「場」と「ひと」をつなぎ、地域の魅力を発信することを目的として、on the Minatogawa一般社団法人をつくりました。

場づくり事業として、湊川沿いに建つ空き倉庫、旧藺製品農協組合倉庫を活用した場づくりを始めました。
来年4月のオープンを目指して改修を進めていきます。

応援よろしくお願いします!